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木製梱包材とカリフォルニア州のホルムアルデヒド規制
- 2015/11/10
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木製梱包材とカリフォルニア州のホルムアルデヒド規制
International Standards for Phytosanitary Measures ISPM REPORT No.08‐20
ISPM Report No.08-06 およびNo.08-12 でお知らせしたように、米国カルフォルニア州では2009年1月よりホルムアルデヒド規制がスタートします。
「合板製品からのホルムアルデヒド排出規制」
ATCM(Airborne Toxic Control Measure to Reduce Formaldehyde Emissions from Composite Wood Products)は2008年4月26 日に制定され、2009年1月1日から段階的に導入し、2012 年に完全導入となります。
ATCM 問題の情報は日本のお役所も取り上げていないためか、当事務局には梱包材以外についても問合わせが殺到し多少困惑しています。
この号では、ATCM と梱包材の関係をQ&A形式でお知らせしますが、この内容は私の個人的な参考情報であって、皆様独自の確認と判断をお願いいたします。
■「合板製品からのホルムアルデヒド排出規制」(ATCM)による規制対象品目は? 広葉樹合板、パーティクルボード、中密度ファイバーボード(Medium-Density Fiberboard)のパネル板およびその製品で、パレット・スキッド・ケースなどの梱包材も含まれます。■紙パレット(ダンボールパレット)はホルムアルデヒド接着剤を使っていても規制対象外か? そういうことになる訳でしょうが、この点は当局に確認取ったほうが良いと考えています。■では、配向性ストランドボードOSB(Oriented Strand Board)を使った梱包はどうなのか? 専門的な分類になるので、カリフォルニア環境保護庁に確認取ったほうが良いでしょう。 ■ATCM の規定は誰に対して適用されるのか? ■輸入通関後、港からカ州内の物流倉庫までの輸送や倉庫での保管積み替えはできるのか? ■それでは、カリフォルニア州の港からコンテナのまま州外に出てゆくものは、適用除外か? ■規制対象の合板をどうしたら梱包材に使えるか? ■木製パレットは全てが適用除外ではないのか? ■中国からの輸出梱包材は合板、LVL材が多用されているが、中国ではATCM 情報が行き渡っているか? ■ATCM の規則の上では、罰則規定や罰金はどうなっているのか? (注) カリフォルニア大気資源局 |
参照 Websiteカリフォルニア環境保護庁(CARB) Q&A http://www.arb.ca.gov/toxics/compwood/implementation/faq.htm CARB承認の第三者認証機関リスト http://www.arb.ca.gov/toxics/compwood/listoftpcs.htm |