燻蒸をしても、荷揚げがされないことも

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中国への輸出につきましては、梱包材を燻蒸(薫蒸)しても使用梱包材によっては入国が拒否される可能性がありますのでご注意下さい。

現在、特に中国は輸出梱包について国独自の規制をかけていますが (平成18年1月より国際基準に準拠する予定です。) 梱包材については「燻蒸(薫蒸)」を行えば、植物検疫にかからずに入国が許可されます。

中国への輸出についても、燻蒸(薫蒸)材、もしくは合板であれば、線虫等の検疫対象には該当しないため、梱包された製品の入国は問題なく許可されますが、梱包をした材質によっては別の観点から、入国を拒否されることがあります。

中国産の合板が 【ホルムアルデヒド含有量の規制】 により入国を許可されない場合があります

現在、市場で流通している合板は、特殊な材質を除けば「ラワン材」と「ポプラ材」になります。

ラワン材の原産地には東南アジア(インドネシア、マレーシア等)と中国があるのですが、この中国産の合板が、ホルムアルデヒド含有量の規制で 中国に入国を許可されない例が散見されています。

日本国内でも問題になっているように、合板には接着剤としてフェノール系接着剤が使用されますが、そのフェノールの溶剤としてホルマリン(ホルムアルデヒド)が使用されています。 このホルムアルデヒド含有率が基準値を大きく上回っているため中国内の規制に引っかかるようなのです。

東南アジア製の合板についてはホルムアルデヒド値はそれほど高くないようですが、中国製の合板は、中国に入国する際ホルムアルデヒド値が規制されるほどまで高濃度な値が検出されるようです。

中国への入国に、中国産のラワン材が規制されるというのも皮肉なことですが、実際に入国拒否になった案件が数件、当サイトでも他の梱包業者の中にあったという確認できた例があります。

中国へ輸出する際には、合板の種類についても各梱包業者へ確認をしていただいたほうが良いでしょう。

当サイトでは中国製の合板は使用しておらず、インドネシア、マレーシア等東南アジア製の合板か、もしくはポプラ材での合板を使用しておりますのでご安心下さい。

【ラワン材とは】
フタバガキ科の常緑の巨木。東南アジア原産。俗にラワン材とよばれる木材をとる樹種の総称。 材の色によって赤ラワン・白ラワン・黄ラワンに区別される。材は家具材・建材など用途が広い。 三省堂提供「大辞林 第二版」より

【ポプラ材とは】
ヤナギ科の落葉高木。ヨーロッパ・西アジア原産。枝は垂直方向に伸び、樹形が円錐形で美しいので街路樹などにする。 分類上はヤマナラシ属の属名であるが、一般にセイヨウハコヤナギをはじめ数種の渡来種をこの名で呼ぶ。 三省堂提供「大辞林 第二版」より

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