なぜ「段ボール」という名前?

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なぜ「段ボール」と呼ばれているのか?

小さかった頃に、図工などの授業で使う厚紙を「ボール紙」と呼んでいたことを覚えていませんか?明治時代の日本では外国からわずかな量の段ボールが輸入されていましたが、この時はまだ段ボールという名前はなく、「しわしわ紙」「なまこ紙」などと呼んでいました。英語ではcorrugated-board paperと呼ばれていました。

そして、レンゴー(株)創業者・井上貞治郎氏が自ら考案した機械で、見よう見まねでなまこ紙の製造に取り組み、完成させます。
ようやく完成した商品を販売するにあたり、どのような名前がいいのかを考えた結果、「段の付いたボール紙」であること、そして単純でわかりやすいということ、語呂も良いという事から「段ボール」と命名されました。

その後、実用試案を取得し、「特許段ボール」として販売され、わが国で段ボールという名前が広がっていったのです。

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