日本政府WTO に木製梱包材輸入規制を通報

International Standards for Phytosanitary Measures ISPM REPORT No.06‐44
10 月末に、日本政府は世界貿易機関（WTO）に対して、ISPM No.15 による輸入木製梱包材規制に関する通報を行いました。また、これに先立ち、国連食料農業機構（FAO）IPPC 事務局に対しても同様な通知を行っています。
しかしながら、今回の我が国のWTO への連絡は、通常各国が行うSPS 通報の書式ではなく、いわば箇条書きの文書になっているため、各国検疫局での認識度合いに相違があります。本日現在の各国検疫局Web サイトを見ると、次のようになっています。

英国森林局： 正しく認識しています。日本からの通知をWeb 上にリンクさせています。
http://www.forestry.gov.uk/planthealth#Japan
米国検疫局： なんら記載なし。
カナダ検疫局： なんら記載なし。
豪州検疫局： 日本は2007 年4 月27 日から導入と記載。（なぜか根拠が分かりません）
中国検疫局： 日本からの連絡は、SPS 通報として認知されていません。
香港検疫局： なんら記載なし。

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