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インドネシア の状況 ISPM REPORT
- 2015/11/6
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インドネシア の状況
International Standards for Phytosanitary Measures ISPM REPORT No.07‐10
皆様からのメールでのお問い合わせには対応しておりましたが、海外への出張などが長く続き、ISPM Report の方は、しばらくご無沙汰していました。
インドネシアで輸入規制は始まっているのか?
インドネシアの件、皆様から随分多くのお問い合わせを戴いています。現地状況が気にはなっているのですが、何の変化もないようです。今年3月ごろに、日本の商社筋にはインドネシアのバイヤーから、「4月には規制が開始となるのでISPM No.15対応の梱包にするように」との要請状が来ていた事例もあります。「万一違反となって、再消毒や廃棄その他に費用が掛かった場合は、輸出者にそれを請求する」ときついことも書いてありました。
しかし、それ以来、何事も起こっていません。
本件について荷主企業や梱包会社からお問い合わせを受けたときには:
「絶対に大丈夫でしょうか?保障してくれますか?」と聞かれたら、
「一応規則があるので、念には念を入れる意味で、ISPM №15対応で梱包なさった方がよろしいのではないでしょうか。」とお答えしています。「でも、あなたと10万円を賭けるのだったら、私は何にも起こらない方に十対一で賭けても好いですよ。」とも付け加えています。
しかし、「従来のマークのない木材梱包で、港に出てしまったのですが、梱包をやり直すべきでしょうか?」と聞かれた場合には、
「追加費用はいくら掛かりますか? 40フィート型コンテナ一本分で20~30万円掛かってしまうでしょうね。船積み時期も遅れるし、そのままお出しになってもまず大丈夫でしょう。万が一にもトラブルになっても、解決費用はもっと安く済みますよ。あの国から積み戻しになったような話は聞いていませんし。」 とお答えしています。
(参考)
*英国森林局サイト: 記載内容は古く、Declaration Formは豪州向けのものです。
http://www.forestry.gov.uk/forestry/infd-6ablsn#Indonesia
*米国検疫局サイト: インドネシアを規制国に入れていません。
http://www.aphis.usda.gov/import_export/plants/plant_exports/wpm/country/index.shtml
「規制の内容等については確認中」となったまま長い時間が経っています。要は、はっきりしません。
現地では不思議なことに情報がつかみにくいようです
インドネシア・ジャワ島にある日系の会社から問い合わせが来ました。
I need a very urgent information (ASAP) concerning ISPM No 15 where wooden material must be displayed with IPPC marking when exporting to Japan. I appreciate if you inform us the agent for giving certificate or issue IPPC marking in Jakarta, Indonesia.
要は、「日本向けに輸出するのだが、ジャカルタでIPPC マークを付けることのできる会社を教えて欲しい」と言うものです。どうしてインドネシアで分からないのか不思議なのですが、同国政府が国連FAO に届けている消毒業者・梱包業者のリストを探して、送ってあげました。