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米国向け航空貨物、急にバンドル掛けが必要に?
- 2015/11/6
- 燻蒸情報 ISPM REPORT
米国向け航空貨物、急にバンドル掛けが必要に?
International Standards for Phytosanitary Measures ISPM REPORT No.07‐07
主として梱包業界の会社から、次のようなお問い合わせが何件か来ています。
・ 「68キロ以上の米国向け航空貨物に金属や強化プラスティックのバンドルを掛けるように急に顧客から要請が来ています。詳細が分からず往生しています。その理由や、バンドルの基準など分かりませんでしょうか?」
・ 「アメリカでは梱包材規制にバンドルがけまで要求しているのですか?」
業界ニュース誌「日刊航空貿易」によれば、日本航空・全日空・日本貨物航空など日本の貨物航空会社3社がJAFA(航空貨物運送協会)傘下の航空貨物代理店(航空貨物フォワーダー)に説明会を開いたとのこと。
そこで配布されてという案内は、大体次のように全く埒が明かない代物です。
こうした中、航空貨物代理店各社に問い合わせますと、どうやら次のような基準を持っているようです。
米国発着貨物に対する保安強化の件 日本航空・全日空・日本貨物航空など日本の貨物航空会社3社がJAFA(航空貨物運送協会)傘下の航空貨物代理店に説明会を開き、次のようなこと を話した模様です。ところが、テロリストがこの内容を全部知ってしまうと、その裏をかくことがあるかも知れないので、書類にしたくないし、公にしたくない とか・・・訳の分からないことを言っているようです。 (1)米国保安当局のセキュリティ強化の内容は、「3月12日以降の米国発着の貨物便に積載する貨物を対象に、航空会社に対して開梱検査(X線検査装置、ETDS等は不可)を義務付ける」とのこと。 (2) これに対応するため、航空会社(日系3社)は下記を日本の航空貨物代理店および荷主企業に要望した: |
150ポンド(68キロ)以上とするのは、「貨物の中にテロリストが潜んでいるかも知れない」からだとか言われていますが、「バンドル掛けしたら潜んでいても出てこられないだろう」とでも言うのでしょうか。そんな間抜けなテロリストなどいる筈ないと思います。それとも、バンドルは安全確認済みを示す、おまじないなのでしょうか。「米国の安全対策、ここに極まれり」 と言った感じです。
本件につき、内容の正確性に関しては自信もありませんし、これ以上の情報は当方にお問い合わせ戴いても、何も分かりません。でも、何の説明もないよりはマシでしょう。
詳細については、各航空貨物代理店にお問い合わせいただくのが宜しいかと思います。