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真空梱包/バリア梱包
- 2015/8/4
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湿気による錆を防止する真空梱包(バリア梱包)
船便で海外への輸送中、海水の塩や湿気は錆びの原因となり、機械にとって命取りとなります。
そのため、錆に弱い精密機械などを輸出する際に用いられます。
真空梱包(バリヤ)は、機械をバリヤで覆い、空気を抜いて真空状態にしたうえで梱包するという方法です。
バリヤで真空にした状態の中にシリカゲル(乾燥剤)を入れて湿気を取り除き、湿気による錆びを防止します。
本来真空梱包(バリヤ)という言い方はほとんどしません。 バリヤ処理とか真空引きという言い方が一般的ですが、ここでは真空梱包(バリヤ)という言い方をしております。
船便によるリスクを防ぎます
近年では、航空事情が発達し、航空便で輸送できる場合は、日数も大幅に短縮され、錆びるというリスクもグッと少なくなりますが、
・荷姿によっては大きさ的に飛行機に入らない
・航空便は船に比べ圧倒的に金額が高い
このことから、船便による輸送が一般的となっています。
船便の場合、「海水の塩」や「湿気」にさらされてしまいます。また、寒暖の差がありますと、湿気で機械に汗をかき、水分付着により製品が錆びてしまう可能性があるため、真空梱包という方法が用いられます。